山中大学の講義: 「大気圏科学」
(Updated on 20 September 1996)
山口大(1986〜89/気象学・地球物理学), 大教大(1990〜96)
大気圏科学 I
概要： 地球大気圏の構造と運動の基礎について述べる．
- Chapter 1: 序論
- 1.1 大気圏科学とは
- 1.2 空間と時間
- 1.3 観測と理論
- 1.4 講義と実験
- Chapter 2: 惑星としての地球
- 2.1 万有引力と地球公転
- 2.2 太陽放射と地球放射
- 2.3 地球自転と重力
- Chapter 3: 地球大気圏の組成と構造
- 3.1 地球の歴史と大気組成
- 3.2 大気圏の鉛直構造
- 3.3 大気圏の南北構造
- Chapter 4: 大気の運動
- 4.1 大気大循環
- 4.2 温帯低気圧
- 4.3 地表付近の風
大気圏科学 II
概要： 地球・惑星大気圏環境変動に対する理解の現状について述べる．
- Chapter 5: 地球大気圏における水
- 5.1 水蒸気の飽和
- 5.2 雲と降水
- 5.3 台風と梅雨
- Chapter 6: 大気圏環境の変動
- 6.1 気候と気候変動
- 6.2 水圏との相互作用
- 6.3 固体圏・生物圏との相互作用
- Chapter 7: 地球超高層大気と惑星大気圏
- 7.1 超高層大気
- 7.2 地球型惑星の大気
- 7.3 木星型惑星の大気
- Chapter 8: 大気圏観測の現状と将来像
- 8.1 気象観測網
- 8.2 国際協同科学観測
- 8.3 大型レーダー
- 8.4 赤道西太平洋域
テキスト: 当日配布する
参考書: 小倉義光『一般気象学』，東京大学出版会，1984年刊
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